胃を休めることも大切です!

1月7日は「七草の日」ですね。七草を入れたお粥を食べて、無病息災を願う風習は、昔から親しまれている方も多いことでしょう。現代では、正月のご馳走疲れで疲れた胃を休めるためにも、七草粥が取り入れられています。

年末から年始にかけては忘年会や新年会などで会食が続き、胃が疲れている方も多いと思います。この機会に、ぜひ胃を休めることを心がけてみましょう。

胃が疲れるとはどういうこと?

胃は毎日、食べ物を消化する大切な役割を果たしている臓器ですが、私たちは不規則な食生活や食べ過ぎ、飲み過ぎなどで胃を酷使してしまいがちです。

過度のアルコール摂取、暴飲暴食などを繰り返すと、胃が疲れ、傷つき、体調が悪くなることがあります。その結果、さまざまな病気を引き起こす原因にもなりかねません。

それから、胃は精神的ストレスにも影響を受けやすい臓器です。ストレスがたまると、自律神経が乱れ、胃の働きがうまくいかなくなります。これにより食欲が減ったり、胃の粘膜に傷ができて出血したり、最悪の場合は潰瘍ができることも考えられます。

胃を休めるにはどうしたら良い?

胃を休めるために、なぜ「七草粥」が良いと言われているのでしょうか?

七草粥には、春の七草と呼ばれる野菜や草が使われています。これには、芹(せり)、薺(なずな)、御形(ごぎょう)、繁縷(はこべら)、仏の座(ほとけのざ)、菘(すずな)、蘿蔔(すずしろ)などが含まれ、それぞれに体の健康をサポートする意味が込められています。また、お粥は消化に良く、胃腸への負担が少ないため、胃を休める食事としておすすめです。

特にお正月は、飲みすぎや食べすぎ、夜更かしなどで生活リズムが崩れがちです。そんな時こそ、胃をリセットするために七草粥などの消化に優しい食事を取り入れると良いでしょう。

胃の不調を感じたら医療機関へ相談を!

もし胃の不調が続いたり、休息を取っても改善しない場合は、お気軽に医療機関へご相談ください。

胃の不調を自己判断で放置すると、症状が悪化し、さらに深刻な病気に繋がることもあります。食欲不振や胃の痛み、胸焼けなどの症状が長引く場合は、胃の内視鏡検査など専門の検査を受け、正確な診断を受けることをおすすめします。

検査を受けて異常がなければ、それだけで安心し、毎日の生活も快適に過ごせます。また、早期発見と治療によって回復も早くなるため、早めの対応はとても大切です!

胃の健康を守るために、不調を感じたら迷わず世田谷区の鶴町クリニックへご相談ください。皆さまの健康をサポートいたします。